有名な物語モモ(ミヒャエル・エンデ)
『モモ』はどんな物語?──時間どろぼうが現れる町
▶ YouTubeで見る5分でわかる『モモ』|読書感想文におすすめ‼︎『モモ』の主人公は、町はずれの古い円形劇場にひとりで住む女の子です。
モモは特別な魔法を使いません。けれど、モモのいる場所には人が集まり、町の人たちは少しずつ変わっていきます。そこへ現れるのが、時間どろぼうと呼ばれる灰色の男たちです。
モモは、古い円形劇場に住んでいる

モモが住むのは、昔は人々が劇を見ていた、今は使われていない円形劇場です。
ひとりで暮らしているモモのところへ、町の人たちが少しずつ集まってきます。不思議な場所が、モモを中心に人の集まる場所へ変わっていきます。
モモの特別な力は、聞くこと

モモは、相手の話を心をこめて聞きます。
モモに話を聞いてもらうと、悩んでいた人は自分の気持ちに気づき、けんかしていた人は仲直りのきっかけを見つけます。モモは答えを押しつけず、相手が自分で見つける時間を守ります。
ベッポとジジも、モモの友だち

道路掃除夫のベッポは、ゆっくり物事を考える人です。ジジは、想像力いっぱいにお話を語る人です。
モモのまわりには、すぐに役に立つかどうかではなく、人が自分らしくいられる時間を大切にする人たちがいます。
灰色の男たちが、町を変えていく

灰色の男たちは、人々に「時間を節約しなさい」とささやきます。
人々は忙しくなり、友だちと話す時間も、遊ぶ時間も、考える時間も失っていきます。町は便利になったように見えて、笑顔やつながりが減っていきます。
モモは、武器ではなく心で立ち向かう

モモには武器も強い魔法もありません。それでも、町の変化に気づき、灰色の男たちに立ち向かいます。
モモが持っているのは、人の心を聞く力です。『モモ』は、時間どろぼうをやっつけるだけの話ではなく、人が人らしく生きる時間を取り戻す物語です。
考えてみたい問い
| 問い | 考える手がかり |
|---|---|
| モモのいる場所に、人が集まったのはなぜだろう? | モモが人の話を聞くことを考える |
| 灰色の男たちは、町をどのように変えた? | 忙しくなる前と後を比べる |
| モモが武器を持たずに立ち向かえるのは、なぜ? | モモの聞く力に注目する |
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