有名な物語手袋を買いに(新美南吉)
『手袋を買いに』帽子屋さんは、なぜ子ぎつねに手袋を売ったのか
▶ YouTubeで見る手袋を買いに|帽子屋さんの本性をあばけ!子ぎつねは、母ぎつねに言われた人間の手ではなく、きつねの手を出してしまいます。それでも帽子屋さんは、子ぎつねを追い払わず、手袋を売ります。
この帽子屋さんは、ただ親切な人なのでしょうか。場面をよく読むと、やさしさだけではない、まじめな向き合い方が見えてきます。
帽子屋さんは、すぐには信じていない

帽子屋さんは、まずお金を出すように言い、白銅貨を確かめます。きつねが木の葉でだまそうとしているかもしれない、と考えたからです。
疑う気持ちがあったことを読むと、帽子屋さんは最初から何でも信じる人物ではないと分かります。
確かめたあと、きちんと手袋を渡す

お金が本物だと分かると、帽子屋さんは子ぎつねを特別扱いせず、お客さんとして手袋を渡します。
「きつねだから、きっとだます」と決めて追い返すことはしませんでした。目の前にいる相手を見て、確かめてから行動しています。
やさしさは、にこにこすることだけではない

帽子屋さんは、やさしい言葉をたくさんかけたわけではありません。それでも、疑いがあっても公平に向き合いました。
相手をすぐに決めつけず、必要なことを確かめて、正しく対応することも、やさしさの一つなのかもしれません。
考えてみたい問い
| 問い | 考える手がかり |
|---|---|
| 帽子屋さんは、子ぎつねを信じていたのだろうか? | お金を確かめた行動を見る |
| 帽子屋さんが追い払わなかったのは、なぜだろう? | 「きつね」と決めつけなかったことを考える |
| 疑うことと、相手を大切にすることは両立するだろうか? | 帽子屋さんの対応を手がかりにする |
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